昨年はコロナ禍で中止となってしまった博多区剣道祭。今年は9月19日(祝・月)に福岡市総合体育館で盛大に開催されるはずだったのですが、今度は台風で中止になってしまいました(T_T)
そんな中、昨年も子どもたちが残念に思う気持ちを救ってくれたあの企画を、今年も博多区剣道連盟のみなさんが実現してくださいました。
博多区錬成大会、最高です♪(´▽`)
博多区剣道連盟のみなさん、色々なアクシデントに負けず今年も大会を実現していただき、本当にありがとうございますm(_ _)m
そして…
少年剣道大会のために快く審判員を引き受けてくださった、妙義塾の草場先生、冨崎先生、中村先生、1日ありがとうございました!
大会は今回もコロナ対策で、午前中に小学生の部、午後から中学生の部という2段構成でした。
というわけで、午前と午後の入れ替わりのタイミングにパシャリ♪(´▽`)
小学生 団体戦
今年も小学生はA、B2チーム編成で大会に臨みました。
妙義塾 Aチーム(山下・鎌田・山岡・石井・飛永)
Aチーム 1回戦 vs 美野島
5勝(9 – 0): 勝ち
先鋒 山下 メ メ ー 花田
次鋒 鎌田 メ ー 光原
中堅 山岡 メ メ ー 川畑
副将 石井 メ メ ー 岡部
大将 飛永 メ メ ー 禅院
Aチーム 2回戦 vs 吉塚 B
5勝(10 – 0): 勝ち
先鋒 山下 メ メ ー 斎藤
次鋒 鎌田 メ メ ー 川鍋
中堅 山岡 メ メ ー 山田
副将 石井 ド メ ー 佐伯
大将 飛永 メ メ ー 山田
Aチーム 3回戦 vs 博水道場 A
2勝2敗1分(5 – 4): 本数勝ち
先鋒 山下 メ ー ド 反 斎藤
次鋒 鎌田 引分け 福田
中堅 山岡 メ メ ー 堀之内
副将 石井 ー メ メ 平川
大将 飛永 メ メ ー 箕浦
Aチーム 4回戦 vs 東月隈剣道クラブ
5敗(1 – 8): 負け
先鋒 山下 ー コ 横地
次鋒 鎌田 ー メ メ 佐々木
中堅 山岡 ー メ メ 横地
副将 石井 ー メ 大城
大将 飛永 メ ー メ コ 佐々木
3年連続 準優勝!(3回戦突破したし、喜んでいいよね?w)
ところが…昨年、一昨年に続いて、またしても最後の壁を破れず(T_T)
目標の3回戦突破は達成したものの、今年も準優勝で幕を閉じました。悔しい!
とはいえ、今年も素晴らしい戦いぶりでした。3回戦で対戦した博水道場さんとの一戦では、やはり3回戦突破というところが難しいんだなと改めて実感したと同時に、3回戦突破という目標を超えられるようになってきているみんなのがんばりに目を細める事にもなりました♪(´▽`)
3年続けて優勝を逃した悔しさを肝に銘じて来年こそは乗り越えよう!ψ(`∇´)ψ
妙義塾 Bチーム(伊藤・山岡聖志・梅木・光原・野田)
大将 野田 俊介率いるBチームは、先鋒 達絆がメンの2本勝ちという幸先の良い滑り出しを見せ、中堅 琉晴、大将 俊介も善戦したのですが、2年生で出場した聖志、低学年ながら高学年枠で出場したあかりには少し荷が重く、惜しくも初戦で吉塚剣道クラブ Aチームに敗れてしまいました。それでも相手はAチーム、今後につながるいい戦いだったと思います😁
Bチーム 1回戦 vs 吉塚剣道クラブ A
1勝2敗(2 – 4): 負け
先鋒 伊藤 メ メ ー 川村
次鋒 山岡(聖) ー メ メ 中川
中堅 梅木 引分け 川鍋
副将 光原 ー メ メ 斎藤
大将 野田 引分け 川鍋
小学生 個人戦
はちまき組卒業後の初めての大会だったこともあり、昨年ほろ苦デビューとなった7人の侍も、あれから1年、厳しい稽古を積んでたくましく育ってきました!
その甲斐があって今年は素晴らしい戦いぶりで、本当に嬉しい一日になりました♪(´▽`)
小学1・2年 男子の部
3 位 山岡 聖志
これまで取り組んできた内容を遺憾なく発揮して決勝トーナメントに勝ち上がっての3位入賞。立派です(*^_^*)来年はひとつ上のクラスにあがるけど、また稽古を積んで勝ち進もう!
小学3・4年 男子の部
4年生男子3人組は、達絆が2戦して2勝、俊輔は2戦して1勝1敗、奏太は2戦して2勝となかなかの戦績でした。数字だけでなく内容的にも立派な戦いを繰り広げたのですが、負けなかった達絆と奏太でも本数で敗れて決勝トーナメント進出を逃し、悔しいことに3人仲よく予選敗退となりました。ほんとうに残念!
でも3人とも昨年から大きく成長し、これも本当によく戦いました😊
来年からは高学年。今年以上にしっかり稽古を積んでより一層成長していきましょう♪(´▽`)
小学3・4年 女子の部
準優勝 光原 あかり
4年生男子が悔しい思いをした一方、女子の部でリトルあかりがやってくれました♪(´▽`)
2戦連続でメンの2本勝ちで予選リーグを突破して決勝戦に勝ち上がり、みごと準優勝!
小学5・6年生 男子の部
6年生 蒼志郎、俊介、5年生 琉晴の3名で臨んだこの部門。
予選リーグ1勝1敗だった琉晴は決勝トーナメントに進めませんでしたが、敗れた相手は決勝戦に進んで準優勝した東月隈剣道クラブの佐々木くんだったのでいい経験になったと思います。
来年は6年生。これからもっともっと稽古を積んで、次はそんな強い相手とも互角に戦えるように、さらに勝てるようにがんばろうな!
勝った試合の方は積極的な攻めからのメンなどが冴えていて、よく戦ったと思います。
あれ、琉晴だよね?と何度も思うくらい、かつての琉晴とはイメージが変わっていて、自分から積極的に技を出していました。決まったメンも2本とも素晴らしかったです。日々の稽古に取り組む姿勢がそのまま成果として表現できていました。このまま稽古を積んでいけば来年はもっと活躍できると思える内容でした(*^_^*)
試合の後にも話しましたが、あとは自分の気持ち次第。その気になって取り組めば、かならず強くもうまくもなれるはずですので、一緒にがんばっていきましょう。
予選を勝ち抜いて決勝トーナメントに進んだ蒼志郎と俊介の6年生コンビは、ともにトーナメント初戦で惜敗しました。とはいえ、ふたりとも予選リーグを勝ち抜いて決勝トーナメントに進んだ、ということです。
蒼志郎は11月中旬に壁を乗り越えてからぐんぐん成長しています♪(´▽`)
ここでつかんだ内容をさらに磨いて磨いて、次のステージに駆け上がっていきましょう。
俊介は、剣道も勉強も毎日一生懸命がんばってきました。それがそのまま成果としてあらわれ始めているのを感じます。団体戦では大将としてがんばり、個人戦では決勝トーナメントに進みましたが、これで満足せずに、やるべきことをしっかりやってレベルアップを目指しましょう。
二人は来年、中学生。来年は次の部門でタイトルを目指そう!
というわけで、この部門は昨年まで凱楽が連覇してくれていたので妙義塾としては3連覇がかかっていたのですが、ここでとだえることになりました。残念ですが、終わったことは切り替えて前を向いて進みましょう😄
小学5・6年生 女子の部
さて、渉羽と遥のコンビで挑戦したこの部門も、一昨年の朱理、昨年の渉羽と妙義塾で2連覇しているのですが…
優 勝 飛永 渉羽(3回戦突破 2号)
予選リーグ2戦目では、団体戦で遥がメンを2本取られて敗れた東月隈剣道クラブの大城さんを倒してしっかりリベンジ。2勝して決勝トーナメントに勝ち上がり、さらにそこも勝利。パートを勝ち上がった3名による決勝リーグに駒を進めました。
最後は決勝リーグでも2名を破ってみごと優勝♪(´▽`)
妙義塾の共通目標である「3回戦突破!」に匹敵する5勝をあげて今年も頂点に立ちました!
6年生になってから、リーダーとして自分が果たすべき役割と向き合い、ひとりの剣士として自分が乗り越えるべき弱みと向き合ってきた渉羽。
身体能力が高いゆえに運動能力に頼った強引な剣道に傾きそうになっていたのですが、それを克服しようと、少年部の稽古だけでなく妙義塾の一般稽古会にも通うなどして本当によくがんばってきました。少年玉竜旗では5人抜き目前で弱みを突かれて敗れてしまい、そこから逆転5人抜きをされるという屈辱も味わいました。そうした経験が渉羽を強くしたんだと思います。
まさに日頃のがんばりが成果として表現できていて、感動すら覚えました。
改めて、本当におめでとう(*^_^*)
この部門の連覇、来年は、あかりが受け継いでくれるかな?すごいプレッシャーですね(笑)
一方、遥も予選リーグを勝ち抜いて決勝トーナメントに進んだのですが、惜しくもトーナメント初戦で敗れてしまい、渉羽との決勝リーグでの対戦は実現しませんでした。
春の福岡女子剣道大会で華々しいデビューを飾った遥でしたが、その後は自分の長所を活かしきれず苦戦が続いていました。成長期の子どもたちの剣道あるあるなのですが、うまく体を使いこなせず悩ましい日々、苦しかったと思います。しかし、ここ数ヶ月で壁をひとつ乗り越えた感があります♪(´▽`)
この調子で稽古を積んでいけば、来年の今ごろには大きく成長した遥の姿が見れそうで、今からとても楽しみです!引き続きがんばっていこう。
中学生 団体戦
中学生は今年も男女混合 A B 2チームでエントリー。
入賞するぞ!と意気込んで臨んだ団体戦…だったのですが、Aチーム先鋒 諭士、中堅 凱楽、Bチーム次鋒 悠聖の3人がコロナの影響で出場できないことに(T_T)
こればかりは仕方ないよね、ということで、そのままのチーム編成で戦ってきました。
Aチーム 1回戦 vs 三筑中 B
3勝1敗1分(6 – 2): 勝ち
先鋒 恩塚 不戦敗 ○ ○ 荒牧
次鋒 内海 メ メ ー 堀井
中堅 半田 不戦分 吉富
副将 在津 メ メ ー 田中
大将 山本 メ メ ー 森吉
Aチーム 2回戦 vs 吉塚中
2勝2敗1分(4 – 5): 本数負け
先鋒 恩塚 不戦敗 ○ ○ 宮沢
次鋒 内海 メ コ ー 栞原
中堅 半田 不戦敗 ○ ○ 川添
副将 在津 メ ー 藤井
大将 山本 メ 引分け メ 山根
悔しい。本当に悔しい。負けは不戦敗の分だけだったのですが…
最後に雄心が奪われたメンは、ここ数年コロナルールで「やってはいけない」と指導してきた「体当りして一拍以上の時間が経過した鍔迫り合いから間合いを切らないままに打つ技」だったのですが、あまりにきれいに打たれてしまい、みごとな音がしたことで旗が上がってしまいました。審判員としては頭ではコロナルールをわかっていても、つい上げてしまうと思います。
そこで旗が上がったことよりも、コロナルールで打ってはいけないと決まっているからと言って油断していいということにはならない。このようなこともありうるということをきちんと指導しなかった、指導者としての自分の責任を痛感しました。申し訳ない気持ちでいっぱいです。
試合場では審判批判と誤解されかねないのでそこまでは伝えませんでしたが、納得行かない顔をしていたみんな、ごめんな。素直に反省して、お互いレベルアップを図りましょう。
Bチーム 1回戦 vs 三筑中 A
3敗2分(0 – 5): 負け
先鋒 山岡 ー メ 平井
次鋒 酒井 不戦敗 ○ ○ 平田
中堅 高田 ー メ メ 石橋
副将 平松 引分け 田川
大将 上杉 引分け 指宿
百恵は、もうひと息です!あともうひと息、地道な稽古に粘り強く取り組めば、かならず道がひらけます。稽古を信じて一緒にがんばっていこう♪(´▽`)
Bチームはホロ苦でした。それでも副将、大将はAチーム相手に負けなかったし、美結が敗れた相手は女子有段の部で朱理も敗れた相手だったしで、よく戦ったと言えると思います。
中学生 個人戦
団体戦は3名欠場という状況での苦しい戦いとなってしまった中学生でしたが、個人戦では随所に日頃の稽古の成果を発揮して、充実した1日となりました。
入賞した子もできなかった子も、手応えを胸に前を向いて進んでいきましょう!
中学男子 無段の部
準優勝 上杉 馨(3回戦突破 3号)
悠聖がコロナ禍の影響を受けて出場できなくなってしまい、雄心と馨の二人で挑んだこの部門。
今年は馨がやってくれました!
この日の馨は日頃の数十倍の気合で戦い、力強く2勝して予選リーグを突破!その勢いのまま決勝トーナメントも2回勝ち上がり、つまり目標の3回戦突破を達成して決勝戦へ♪(´▽`)
最後は残念ながら決勝戦で敗れてしまいましたが、準優勝は十分立派です。よくやったね!
雄心は中2男子一番の成長株で中学生チームの大将なのですが、11月に入って体調を崩してしまい、体調を崩す直前の錬成会までは絶好調だったのが、その後の長引く体調不良にコンディション調整がうまく行かず…まぁ、そんなこともあります(T_T)
それでも持ち前の思い切りの良いメンが随所に見られ、予選リーグ初戦は、優勝した南風会の梶原くんを相手に一歩も譲らぬ戦いぶりを見せてくれました。一進一退の攻防の末、最後は終了間際にコテを奪われ敗れはしましたが、内容は良かったです(*^_^*)
2戦目は、コテとメンを奪って2本勝ちしたのですが、1勝1敗で終戦。それでも、いい機会を捉えて放たれた1本目のコテは、彼の成長を雄弁に物語っていました。よく戦った♪(´▽`)
ここからまたコンディションを立て直して、来年夏に向けた最後のシーズンを悔いの残らないように過ごしましょう。
中学女子 無段の部
美結、瑠愛、陽愛、百恵の4名で臨んだこの部門。
陽愛と美結の二人はタイトルに手が届きました(*^_^*)
予選リーグ1勝1敗の瑠愛、予選リーグを2勝して勝ち上がったものの決勝トーナメント初戦で敗れた百恵の二人は、あと一歩タイトルに手が届かず悔しい思いをしたと思います。
ですが、入賞こそ逃しましたが二人の試合内容は素晴らしかった!
もちろん美結と陽愛は着実に成長してくれているのですが、この1年に成長した度合いを比べたら瑠愛と百恵の二人の方が入賞した二人よりも大きかったと言えるかもしれません。なので、そこはぜひ自信を持ってください!
優 勝 内海 陽愛(3回戦突破 4号)
3 位 高田 美結
入賞した二人はおめでとう♪(´▽`)
この日は渉羽、馨だけでなく、陽愛も、予選リーグを2勝して決勝トーナメントに進んだあと、2回勝ち上がっての決勝戦進出でした。
つまり、目標の3回戦突破を達成して決勝戦へ進みました。素晴らしい!
中学女子 有段の部
準優勝 在津 朱理
中学生として出場するのは最後になるこの大会で、優勝できず悔し涙を流した朱理。
その悔し涙は成長の糧になると思うけど、素直に喜んで良い戦績と戦いぶりだったとも思います。
剣道、勉強、ピアノ、ダンスの4刀流を全て高いレベルでこなす日々…もはや尊敬します。
今年は、小学生団体のAチームと、個人戦の渉羽、馨、陽愛の3名が、目標の3回戦突破を果たしてくれました。ずっと感じてきた3回戦の壁をものともせずに乗り越える仲間が増えてきて、頼もしい限りです。
どんなに小さな大会でも3回戦の壁を乗り越えるのは案外難しいものです。
今回目標を達成した人たちは、この勢いを自分だけの成果に留めずに、同じ学年の仲間同士で、あるいは先輩から後輩へ、何にどう取り組んでどんな気持ちで立ち向かっていくべきなのか、確実に伝えていくことで、わたしたちの妙義塾の歴史が作られていくんだろうと思います。
剣道を通じて国際社会に通じる立派な人間に自らを育てていきましょう。それが剣の理法の修錬による人間形成の道だと思います。
最後になりましたが、保護者会の役員だからとか、割り当てられた仕事だからというわけではなく、すべて自発的に子どもたちの活動を支えてくださっている保護者のみなさん。朝早くからの送迎や試合の撮影、大会係員を引き受けてくださり、本当にありがとうございます。
剣道の活動を続けられるのはみなさんの温かいご協力のおかげです。感謝の気持でいっぱいです。
これからもよろしくお願いいたしますm(_ _)m