令和4年度下期 1〜3・4〜6級 審査会

11月6日(日)弥生小体育館にて博多区剣連主催 下期昇級審査会が開催されました!

今回は受審資格の関係で、早めに4級を取得している4年生の達絆はお休み。

その代わり、前回お休みした2年生の聖志が5級に挑戦しました♪(´▽`)

また、もはや中心メンバーになりつつある、初代はちまき組卒業生「七人の侍」(達絆はいなかったから6名)に加えて、2代目はちまき組卒業生(大和はいなかったから5名)が、初めての昇級審査に挑戦しました。その関係で、朝からもう緊張感が半端ありませんでした(笑)

その緊張感をさらに高めていたのが、初段への挑戦きっぷを手に入れるべく、1級審査に挑戦した妙義塾初の高校入門塾生 陽菜(高2)でした 😊

小中学生に囲まれて心細かったことと思います…というか、見た感じ、どちらかというと仲間の小学生のおもりで忙しかったかも?(笑)

そしてこれはいつものことですが、博多区だけでなく、このコロナ禍で子どもたちのために年に2回の昇級機会を運営してくださる剣道連盟と関係者のみなさんに、心からの感謝の気持ちを贈りたく思います。

本当にありがとうございますm(_ _)m

さて、結果はいかに…

審査結果

全員合格でした♪(´▽`) おめでとう!

石井 陽菜  高校2年生  1級 合格
山岡 百恵  中学1年生  1級 合格

飛永 渉羽   6年生  1級 合格
山岡 蒼志郎  6年生  1級 合格

野田 俊介   6年生  4級 合格
石井 遥    6年生  4級 合格
梅木 琉晴   5年生  4級 合格
鎌田 奏太   4年生  4級 合格
山下 俊輔   4年生  4級 合格

山岡 聖志   2年生  5級 合格

山城 泰輝   5年生  6級 合格
光原 あかり  4年生  6級 合格
梅木 皇晴   3年生  6級 合格
米倉 駿太朗  3年生  6級 合格
光原 大貴   1年生  6級 合格

昇級審査は、所属する団体や道場から受審を許された段階で最初の審査は合格です。そこから、剣道連盟主催の審査に臨みます。なので、しっかり準備してきたものを見ていただく場なのです。

そういう意味では、まだまだ道場で行っている剣道と会場で披露している剣道の間にずれがあるようです(^_^;)

日頃やれていることでも、おおやけの場に出ると緊張や気負いが邪魔して実力通りにやれなかったりするのです。こうしたことを乗り越えるのも、剣道修行の一環です。

今後は、審査会だけでなく大会などでも心の成長を試されていくと思います。

これからも剣道を通じて、一緒に「いざという場面に強い自分づくり」に取り組んでいきましょう(*^_^*)

年に2回開催される昇級審査ですが、いつも当たり前に開催されているわけではありません。

特に、ここ数年のコロナ禍において、こうした審査会をきちんきちんと運営していただけるありがたさを決して忘れてはいけません。コロナ禍でないときも目に見えにくいだけで、同様です。

そこには、各地の剣連のみなさんの子どもたちを思う情熱と、たゆまない努力、そして、自分の子だけでなく、一緒に剣道に取り組む子どもたち全員の成長を願う保護者みなさんの、暖かくも絶大なご協力あってのことなのです。

そうした周囲の皆さんに対する感謝の心を忘れるくらいなら、剣道なんかやめてしまったほうが良いと思います。これは剣道に限ったことではありません。日々生活する中で、自分を生かしてくれている周囲のすべてのものに対する感謝の気持を、まっすぐに育てていきましょう。

剣道は、礼に始まり礼に終わる。

これは、多くの人が知っている有名な言葉です。剣の道を歩むみなさんは、この言葉を、ただ知っているだけで済ませてはいけません。実践して自分のものにしていかなければなりません。

口で言うだけなら簡単です。

其れ剣は心なり
心正しからざれば剣又正しからず
剣を学ばんと欲すれば先ず心より学ぶべし


(中津藩士 島田 虎之助の言葉)

剣道は、勝ち負けだけでは測れない奥の深さを持っています。

おとなにとっても難しい「本物の剣道とは何か」という問いに対する答えを探して、一緒に日々の稽古に取り組んでいきましょう!♪(´▽`)

この記事を書いた人

ザイツゴロウ

地域貢献を目指す実業家。専門は企画、IT、マーケティング、能力開発。ビジネスプロデューサ。作家。剣道家 錬士六段。剣道道場 福岡妙義塾 塾長。剣道道場 大義塾 塾生。鹿児島で青春時代を過ごした 36期 ラサーリアン。独立自尊を標榜する慶応義塾塾員 経済学士。平凡な夫。二男一女の父。100キロ超の巨体から「鯨社長」と呼ばれる旅人。優れた友人、優しい妻、明るく賢い子どもたちに支えられて生きる知命の九州男児。